写メ日記

仮面の麗璃栖
仮面の麗璃栖 プロフィール詳細

第三章:夜の舞踏、仮面の呪縛




霧が街を包む夜、麗璃栖—リリス—はルナ・ノワールのバーカウンターに残した空のグラスを置き、黒いレースの仮面を軽く整えた。ジャズの余韻がまだ耳に響く中、彼女はバーの扉を押し開け、冷たい夜気の中へ踏み出す。霧が彼女のドレスの裾を撫で、ジャスミンの香りが一瞬強く漂う。彼女の視線は、街の奥に潜む次の舞台—「Club666」—へと向かっていた。悪魔の名を冠したその場所は、欲望と秘密が渦巻く地下のダンスフロア。彼女の唇が、微笑みの下で微かに震える。俺は彼女の後を追い、霧の中を進む。彼女の背中が、夜の闇に溶けそうになりながらも、俺を誘うように揺れる。
Club666の入口は、赤と黒のネオンが不気味に瞬く地下への階段だった。麗璃栖が一歩踏み入れると、重低音のクラブミュージックが空気を震わせ、熱気と香水の匂いが俺たちを包む。フロアは仮面を被った人々で溢れ、赤と紫の光が彼らの動きを妖しく照らし出す。彼女の深紅の唇が、Club666の照明の下でさらに鮮やかに光り、俺の胸に彼女の過去と仮面の秘密が棘のように刺さる。その棘は、彼女の微笑みとともに深く押し込まれ、身体の奥をざわつかせる。


「もう一歩、踏み込んでみる?」


彼女の声は、甘く、欲望をそっと煽る誘いだった。麗璃栖は扇を閉じ、ゆっくりと立ち上がると、カウンターの向こうから俺に手を差し伸べた。黒いレースの仮面に絡まる蛇と茨が、Club666の赤い照明の下で生きているように輝き、俺の視線を熱くする。彼女の指が、俺の心を絡め取るように動く。ジャスミンの香りが俺を包み、頭を霞ませ、肌を敏感にさせる。


「ダンスをしない? この夜を…もっと、感じてみるのよ。」


俺は一瞬躊躇したが、彼女の微笑みに吸い寄せられるように立ち上がった。彼女の手が俺の腕に軽く触れ、仮面と同じ冷たさが皮膚を通じて熱に変わり、下腹部に甘いざわめきを伝える。Club666の奥、薄暗いダンスフロアに導かれると、彼女は俺の手を取った瞬間、ゆっくり動き始めた。彼女の身体はクラブミュージックに合わせて流れるように揺れ、ドレスの裾が俺の足元を掠め、肌に沿ったシルクの感触が想像力を刺激する。触れるか触れないかの距離で、彼女の唇が俺の耳元で囁き、息遣いが熱く感じられる。


「私の仮面を、もっと知りたい?」


彼女は囁きながら、俺の肩に指を滑らせた。その動きは、俺の心を探るように繊細で、だが確実に俺を絡め取り、身体の熱を高ぶらせる。彼女の唇が、微笑みのまま俺を試すように動く。


「なら、もう一度想像して。私の仮面は、何を封じている?」


俺は彼女の動きに合わせて一歩踏み込み、答えた。


「君の仮面は…傷だけじゃない。君の自由と、裏切られた心を封じている。君自身を、夜に閉じ込めるための呪縛だ。」


麗璃栖の唇が一瞬震え、微笑みが深くなった。まるで俺が彼女の核心に触れ、彼女の身体を震わせたかのように。彼女は小さく笑い、俺の胸元に指を這わせた。その触れ方は、俺の鼓動を確かめるように、ゆっくりと、だが確実に熱を帯び、下半身に甘い緊張を呼び起こす。


「鋭いわね。」


彼女の声は、まるで仮面の蛇が囁くようだった。


「あの男は、私の秘密を売っただけじゃない。私が信じていた愛を、霧のように消し去ったの。この仮面は、私がリリスとして生きるための盾…そして、私を縛る鎖でもある。でも、私はまだ、Club666の夜の中で踊れる。」


彼女の身体が俺に近づき、ドレスのシルクが俺の手に触れ、彼女の曲線が微かに擦れる。彼女のジャスミンの香りがさらに強く漂い、俺の意識を揺さぶる。彼女の唇が、俺の耳元で囁くたび、俺の欲望がざわめき、熱が下腹部に集中する。
Club666のダンスフロアの中心で、彼女は俺の手を強く握り、耳元で囁いた。


「次のゲームは、もっと深いところよ。私の傷を…本当に見たい?」


彼女の微笑みと仮面の魔力が、俺の心を試す。俺はClub666の夜に堕ち、身体が熱く疼いていた。


次章:Club666の最深部で、麗璃栖の仮面が一瞬揺らぎ、彼女の瞳に隠された過去の傷が垣間見える。裏切りと欲望が交錯する中、俺は彼女の真実を暴くため、さらに深く夜の闇へと踏み込む。

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#仮面ごとに咲く花 #仮面 #福生 

 
2025/10/22 01:48:27
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